過去の辛い記憶にとらわれなくなる方法【今すぐできる】
こんにちは。昨日もたくさんの学びと、すてきな縁がありました。ありがたいなぁと感じてる、まこっちゃんです。
いきなりですが、「過去の嫌な記憶」って、ありますか?
ある生徒さんは、過去のつらい記憶、「いじめられていた」という記憶がなんどもなんどもよみがえり、苦しんでいました。
そんなときに、僕が本で学んだあるワークをやってみてもらいました。
結果的に、その辛い話を聞くことは、なくなりました。
今日はそんな方法を、ご紹介させてください。
「嫌な記憶」をお持ちの方は、是非やってみてください。
必要なものは、紙とペンと、少しの時間だけです。とっても簡単です。では始めましょう!
①過去の強く心が動いた出来事を、時系列順に思い返し、その時どう感じたかを書いていきます。いいことでも悪いことでもOKです。
②いいことには◎を、悪いことには△を、それぞれ書いた文章の横に書き加えていきます。ちなみに○と×じゃないのもポイントです。この段階でもちょっとだけポジティブにしちゃう感じでしょうか。面白いな、と思います。
③△とかいた出来事、つまり悪いことの、「解釈」を、無理やりポジティブに言い換えます。そのポジティブな解釈を、横に新たに書き加えます。
④書き加えたポジティブな解釈の横の、△を消して◎にします。
⑤最後に、新たな解釈を忘れないために、以下の三つのうちいずれかをやるのがオススメです。
・毎日ポジティブ解釈を読む
・よく見えるところに貼っておく
・嫌な記憶がよみがえったら、「ポジティブ解釈」を見返す
以上です。とっても簡単です。まずは、「自分が囚われている過去の記憶ひとつ」だけに対してやってもOKです。時間はかかりますが、時系列順にいい記憶も悪い記憶もしっかりと書き出してみることで、自分の大切にしている価値観や、才能、やりたいことが見えてくるというメリットもあります。
「他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる」
カナダの精神科医の、エリック・バーンさんは、こんな言葉を残しました。
僕の大好きなことばです。大体の悩みはこれで解決してしまうかも。
しかし、ここに少し加えたいことがあります。
確かに、過去に起きた「事実」は、変えられません。
一方、過去に起きた事実に対する、「解釈」は、自由に変えられます。
今この瞬間に、180度逆の解釈ができます。
最初に紹介したある生徒さんは、「私はいじめられていた。だから私は不幸だ。恵まれていない」と考えていました。何度も何度も、そう考えていました。
このワークを通して、彼女はこう考えました。「いじめられたおかげで、私は優しい人になれた」
とても、素敵な解釈だと思います。
過去の記憶にとらわれて、辛い人がもしいたら、今から「解釈」を自由に変えて、幸せを感じることが出来たら、嬉しい限りです。
今日は、ゆっくり学びを復習できる一日に感謝。
読んでくださってありがとうございます。