一生つなわたり

一生つなわたり

大切なのは「正解がわからないけれど解答できる」能力

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正解ってなんだろう。

今日は融ちゃんに教わった、内田樹さんの文章を引用しながら、正解について考えてみます。

以下引用。


いろんなことを言っちゃって混乱させるというのはけっこう効率的な指導法ですね。

「単一の正解がある」というふうに思わせるのがいちばんいけない。

最終的には、マニュアルもガイドラインもないところで、瞬間的に判断しなくちゃいけないわけだから、
「正解を知っているので解答できる」能力よりも、「正解がわからないけれど解答できる」能力の方がたいせつになる。

その場合は何をもって判断するか。
「何をもって」と言ったって、なにしろ判断基準がないんだ(笑)。

でも、判断基準がないときに瞬時に判断することができないと武道的には使いものにならない。

初心者のうちはみんな「こうすればこうなる」「こう来たら、こう返す」という、一対一な正解を覚えようとしますね。

引用終わり。


正解ってなんだろう。

状況で変化するし、
時代で変化するし、
登場人物で変化する。


そもそも、唯一の正解なんてないはず。


今までの形を、未来に繋ぐのも重要かもしれない。

感情を大切にすることも、重要かもしれない。

当たり前を捨て、枠に収まらない正解を追求するのも、重要かもしれない。


こうやったほうがいいよね
を、追求してゆけば、きりがない。


例えば、
ある作業を、

「今まで通りやる」のか、

「思いきってやり方を変えてみる」のか。


そもそも、
それをしていた目的ってなんなのかな、と
考えてみたり。


自分には
理解できない目的があるかもしれない。
見えない世界があるかもしれない。

だからこそ、仲間がいる。

みんなの見えている世界を共有して、
それぞれの目的をだしあう。

その先に、
じゃあどうする?
ってなる。

そのときに、大切にしたいのは

理想と現実のバランス。

そして、
そもそも大切なことってなんだっけ?ということ。

その場その場で求められることは異なる。


理想が、それなのは、いい。
それを、やったほうがいいのも、OK。

その上で、それを変えることで生まれる

現実的な価値も、重要。

やったほうがいいことを、全部やれるのか?
も、重要。

もちろんやれるならやればいい。

理想と現実の狭間で、

どっちをとるのか。

どこを落としどころとするのか。


当たり前を疑い、

日々を見直せば

劇的によくなることも多いはず。


そこで変化を恐れるのはナンセンスだ。

やってみなきゃわかんない。

変化してみて、違ったらまた変えればいい。

もちろん、誰かが悲しんだり、迷惑をかけてしまうことは、避けながら。



そして、どこを目指すのかによっても、

話は変わってくる。


甲子園を目指しているチームで、

サッカーも面白いんだよ、と主張しても、
仕方がない。


目指す先の、おおきなこと。

それに対して、今、目の前の選択の、

重視するポイントはなに?

おおきなところが確かなら、
そこに繋がっているのなら、
小さなこだわりが薄れてゆく。


正解なんて、わからない。
その上で、その場の正解をその場で判断する。

一対一な正解を覚えるのではなく、

変化を感じ、観察し、想像しながら

そのときの正解をやってみる。



話は戻るけれど、

混乱って、

おもしろい。

混乱=成長や変化の前兆。


混乱を歓迎する。

常識の崩壊を遊ぶ。

そんなふうに、生きたいな。


結局、

どっちも、

それぞれが、

大事なんだよ。


という、つなわたり。



今日もご覧いただき、ありがとうございます。

おやすみなさい。



まこっちゃん

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