戦争経済をやめる「ローカリズム宣言」成長から定常へ。
2017年12月18日肚国会より、この本スタートしました!
まず、表紙と裏、カバーの時点で最高。
そもそも、
「右肩上がりで成長し続ける」ことが、自然界と調和しないのが資本主義の問題点。
例えば、壊れないものを作る技術があるのに、壊れないものを作ると「売り続ける」事ができないため、わざと壊れるように家電製品などを作る。
例えば、壊れない家を作る技術はあるのに、
わざと壊れる家を作り、壊してはまた建てを繰り返し、 それで経済を回す。
一生懸命働いたお金を30年ローンをくんで、マイホームを持つのが「幸せ」の形になったりもしている。
いろいろ、おかしいと思いませんか。
家についてもうちょっといえば、「コンクリートの上にしか家を建てれない」と建築基準法で決まっている。
コンクリートの上に柱を立てるとどうなるか。
気をコンクリートの上に載せると、蒸れて腐ってしまうらしい。そのため、壊してまた建てたい、家で儲け続けたい一部のお金持ちにとっては都合がいい。
昔ながらの方法で、例えば木を焼いて穴を掘って埋めたり、自然石の上に置いたりすれば、数百年持つ家を建てれるというのに。
売り続け、儲け続けることにおいて、最高のビジネスモデル。
それが、戦争。
武器は売っても売っても、それを使う過程で壊れる。壊し合う。いくらでも売れ続ける。
まして、持っているだけでも効果を発揮する。
世界から核爆弾がなくならない理由もそれだよね。
ついでに、国レベルでのインフラも壊れるというおまけつき。
世界的にみて、大きく経済成長している国は、戦争によってインフラが破壊された国。
生きる、死ぬにかかわるお金は、動かざるをえない。払わざるを得ない。
だから、動く。成長する。
戦争を否定するなら、その恩恵を受けている今の社会をちゃんと認識しなければならない。
あなたの日常と繋がっているお金の「行き先」が、戦争経済だった、なんてことは
今の日本だったら当たり前のようによくある話。
情報を取りにいかなければなりません。そして、責任をもって選択しなければなりません。
自分の為、家族の為、仲間の為。そして世界の為、未来の為に。
最近、悲しいニュースをよく耳にします。
最低賃金で無理して働かせた夜行バスの運転手が事故を起こしたり
手抜き工事で建てたビルがやばいことになってたり。
逆に言うと、そういう命を無視するようなことをしなければ、「会社が成長し続ける」こと自体が難しい世の中になってる、とも言えるのではないでしょうか。
一部の人のお金のための、命を無視したような法律も蔓延している。
もちろん、一概には言えないけれど。
そもそも成長し続ける必要、あるの?
成長から、定常へ。
成長し続けなくても、自然と共存しながら、価値が循環しながら、豊かな生活を続けることはできるはずだ。
そういうコミュニティも沢山あるし、僕たちあらえびすがやりたいのもそれ。
これから、毎日の肚国会で深まってゆくことと思います。
今日のところはこのくらいで。
今日も、ありがとう。
いつも、ありがとう。
まこっちゃん